| ★アクコロの鉄則 その10★ |
| 餌の食べ残しや糞の始末のできる同居魚・エビを飼うべし!! |
| 当然ながら維持のためにそのような生体を飼いましょう。ただし生体の飼い過ぎには注意が必要です。 |
| 問題なのは、あくまでカメの糞と食べ残しです。 |
| もし貴方の水槽にアオミドロなどが発生したとしたなら… |
| それらの除去は、カメに襲われても平気な大きい石巻貝と、手作業による除去をメインにしましょう。 |
| そして、水槽内を今より好気的な環境にしてみましょう。 |
| 石巻貝は、ガラス表面のアオミドロを効率的に取り除いてくれると思います。 |
| 水草などに付いたものはエビの力だけでは除去不可能です。 |
| エビは食べてまた糞を出すので、それが栄養になり、さらにアオミドロが増殖するようです。 |
| エビは、自身が成長できる分しか除去しません。 |
| コケを一時的に水草などから剥がす程度の能力と考えた方が良いというのが私の結論です。 |
| それよりも、外部フィルターを早く立ち上げることと、槽内のエアレーション量を少し増やし、 |
| 汚濁物質を好気的に早く分解できる環境を作ることが、根本的な解決手段と思われます。 |
| うちのアクコロは窓際にあるので、日中は直射日光ではないけど日が差します。 |
| 日が差す場所は一般的にはノーと言われてますが、それは少なくとも植物に対する光の問題ではないです。 |
| もっとも問題なのは夏場の水温の上昇です。 |
| コケの抑制は、光よりもむしろ水質でしょう。水質が良いとコケは育成できる十分な栄養が獲られないようです。 |
| 水草には光量はしっかりしていた方がいいです。 |
| ★アクコロの鉄則 その11★ |
| 水草はハイグロフィラが基本!まずハイグロフィラを植えるべし!! |
| 水草は種類によっては、本当に選択的にカメにかじられます。 |
| いいなーと油断しているところでがぶりとやられます。したがって成長速度の遅い状況の水草はまず定着しません。 |
| たとえ成長が早くても、茎が太く枝ぶりの悪いロゼッタ型はまず無理という結論です。 |
| ショップで売っている水草の多くがどうやら水上葉のようです。 |
| したがって、買ってきてしばらくは、水中葉がでて元気に伸び始めるのを待たないといけないでしょう。 |
| しかし多くの有茎水草は、水上に浮遊しながらでも環境さえ合えば芽と根っこを生やすようです。 |
| 根気よくハイグロフィラを植えてください。 |
| そして水面にウイステリアを浮かしましょう。ウイステリアは餌です。浮かしておくと次第になくなります。 |
| 成長が早いので全滅はしないでしょう。でも少なくなったら補充しましょう。 |
| 間違っても植えようなどと思わない方が賢明です。本当に無駄ですから。 |
| 肥料もしっかりあげましょう。 |
| 水槽の環境が安定してきたら、おそらくハイグロフィラはちょっとずつ根っこを張るようになっていることでしょう。ひ |
| 次第に購入時の水上葉はボロくなって枯れて行きます。それに代わり新しい葉っぱが伸びます。 |
| ハイグロフィラの植え方の工夫。 |
| 購入当初の水草は互い綺麗に立っていますが、なぜかアクコロのハイグロフィラは全然立ってません。 |
| 一般的なハイグロフィラは、茎を横に伸ばして、節から芽と根を出して、どんどん増殖しています。 |
| しかしアクコロでの生体を観察すると、どうやら本来のハイグロフィラは茎を横にしてクローバーのように伸びる水草のようです。 |
| ハイグロフィラの何本かがカメの攻撃にもめげずに根っこを付けたら、手ごろなサイズの重しを用意してください。 |
| そして、ハイグロフィラの茎をよこに倒して重しを載せます。私は家でお風呂とかに親が入れていた備長炭を使ってます。 |
| 何度も何度もカメの攻撃にやられて、うまく横に根付かないかもしれないですが、我慢して倒しましょう。 |
| 噛み切られた茎は別の場所に植え込みましょう。ひたすらこの繰り返しをします。 |
| そのうち格好悪く伸びた枝は切り取り、また植えこみます。 |
| 枝ははさみで切っていますが、良く茎を観察して、切ったすぐ下の節から芽が出そうな場所を選択しましょう。 |
| それと平行して有茎タイプの水草を色々ためしましょう。 |
| 怠惰大元帥「樹木の剪定と同じような考え方なのね。」 |
| アンブリアとハイグロフィラの差。 |
| アンブリアもアクコロでは良く根と芽を出しています。 |
| しかしあまり茎を横に伸ばそうとしないアンブリアは、カメの根元への噛み付きにより、後退を余儀なくさせられています。 |
| これは繁殖形態の差です。ただ、よく伸びるので根元をハイグロフィラに隠すような形でアンブリアを植えることで、 |
| レイアウトに変化をつけることが可能のようです。 |
| ちなみにpHは7.5以下必修。水温は、ハイグロフィラはかなり強いです。 |
| 硬度はそれほど意識不要。アクコロの炭酸硬度は2くらい総高度は16と高い。 |
| アメリカンスプライトのこと。 |
| はじめ主役だったアメリカンスプライト種たちは、真夏の高温に弱ことが確定しました。 |
| エアコンなどで部屋ごと水温をコントロールされている人には、アメリカンスプライトも可能性のある水草です。 |
| 葉っぱが上手に大きくなるととても美しいラインを見せてくれます。アクコロでもアクセントに利用してます。 |