2007/05/29 戯れる (セレ)
コル島の愛の無い攻撃・セレです。
ただいまシレネに滞在中です。
「なるほど、変なのって、これのことだったんですねぇ」
ものすごく納得した表情で、なこさんがうなづきました。
ものすごく変なのとは、僕らの目の前で、賭け事に興じている輝翼種のニルフィエたち。蝶の羽を持つ少女の姿をしたニルフィエなのですが、なんだかちょっと柄が悪いのです。
草原に小さな丸いあとを見つけた子供。子供が見たそれは、一般的に妖精の輪と呼ばれています。妖精たちが歌い踊ったあとにできる、小さな丸い跡。しかしながら、シレネの妖精の輪は、よくある歌い踊る清楚で美しい妖精たちが作ったものではなかったりするのです。
ちょっとばかし柄の悪い、賭け事が好きな輝翼種のニルフィエたちが、賭け事をしていてできた跡なのです。
夜、子供が輪を見たという付近に出かけてきて、僕らはこの妖精たちに出会いました。
僕らが覗いているのに気が付いた妖精たちは、逃げるのでもなく、むしろ妙にえらそうに言いました。
「なに?やるの?タネ銭はもってる?」
「張って悪いは親父の頭、張らなきゃ食えないちょうちん屋!さあさあ、かけて頂戴!」
てことで、聞いたところは非常にいいのですが。
僕らは、妖精さんたちと戯れることにしました。
page 1
まったりと旅は続きます。
旅日記トップへ
セレ日記CGI Ver.1.03
(c)Seleste