2007/04/09 駐屯地にて (セレ)
ランドリートの愛のない攻撃・セレです。
今日は駐屯地に来ました。
「相変わらず人が多いわね。さっさと済ませましょ〜」
長居はしたくない、というのがありありとわかる表情で、うきこさんがいいます。なこさんも頷いていますが、表情はやはりうきこさんとおなじ。以前の経験がよほどきつかったんでしょう。まあ、それはみんな同じですが。
エントランスにある情報端末にアクセスし、自分たちの情報をチェックします。
軍では、僕らの行動を通信機等でチェックしていて、その行動によって名声値という値を加算していくシステムになっています。その名声値がある一定以上の値になっている状態で、軍の昇級申請を行うと、階級が上がるのです。
ちなみに、最初は序階士位。僕たちはまだ階級が上がっていないので、入ったばかりのままの序階士位なのです。
情報端末の自分たちの情報を見ていて、名声値を見て、僕は思い出しました。確か、序階士位から次階士位になるには50ポイント程度だったのです。今、ポイントは315前後。これならいけそうです。
「申請のほう終わったら、昇級の申請もついでに行っておきましょう」
「ついでって行っても、たぶん明日だね。今日中には無理だよ」
「……」
例によって、混雑している駐屯地の窓口を軽く顎で指し、うきっぱさんがちょっとうんざりした様子で答えました。
***
んで、今日の目的の要請品申請ですが。
一個もなかったみたいです。
肉はいっぱい持ってるんだけど、分解してないからだめなんだろうと思います。
病原ねずみの肉もないし、その他もろもろです。
「なんか損しちゃったわね」
「ですねぇ。まぁ、仕方ないですね。ご飯食べて適当に休んでおきましょう」」
ものすごく残念そうななこさんに、うんうん、と同意して、ため息一つ。時間はそれほどかからなかったものの、……まあ、いいです。要請品申請用紙ももらったし、良しとします。
「じゃ、明日は昇級申請してみよう。通るといいんだけど」
「きっと通りますよ。今日はもう宿に入りましょう」
人ごみでぐったりつかれきった僕たちは、まだ日は高かったのですが、早々に宿に入ったのでした。
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まったりと旅は続きます。
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