2007/03/09 再生の観察 (セレ)
ランドリートの愛の無い攻撃・セレです。
ただいまプポルの庭で連戦しております。
プポルって不思議な生き物ですよね。仮に食べられたとしても、排泄物の中から復活しちゃうって言うんだから、一体どんな構造になっているかわからないです。
剣や魔法で攻撃を受けても、あっという間に回復しちゃうんですよ。半日プポルと闘ってると、プポルの再生を何度も見ることになるんですが、本当にすごいです。
「プポルって、どのくらいで再生するのかな」
「時間計って見ましょうか」
ダメージを受けたプポルは、どんな程度の傷でも大体同じくらいの時間で回復しているように見えます。
僕らの目の前には、Nさん・うきこさんの剣で2,3等分されたプポルと、炎で焼かれたプポルがいます。すでに再生が始まっているのであまり正確ではないにしても、目安程度ですからどうでもいいのです。
時計を見ると、午後1時38分です。自分たちも戦闘の疲れを癒すべくその場に坐り、プポルの再生を眺めることにしました。
ピンク色の破片がむにむにと動いて、他の塊とわずかにくっつくと、あとは劇的でした。まるで切断を逆再生しているようなスピードで、離れていた破片同士がくっついていきます。
焼け焦げていた方のプポルもすごいです。こげこげの中にぽつんと本来のピンク色が出来たかと思うと、それがじわじわと周りのこげたところに広がっていきます。良く観察すると、焼け焦げたところが、じわーっとピンク色に戻って行くのです。こげた細胞がもとの状態に戻っているみたいです。
僕らの見ている前であっという間にもとの丸々したピンクの球体に戻ったプポル2匹は休んでる僕らの周りを、またぷぽぷぽいいながら円を描いて回りながら跳ね始めます。
時計をみると、2時13分。35分ほどの時間です。
「はやいものだね」
「あっというまだったわね」
「すごいわ」
うきこさんたちがそんな風に言っているそばで僕はぽつりと言いました。
「あのプポル……」
僕が指差すのは、さっき再生を見物していたプポルに、枝が一本刺さってます。
「……あれ、セレが枝を再生中の箇所に入れたんじゃないか。……刺さってるみたいに見えるね」
「抜けるかな」
プポルを追いかけていって、やっと捕まえると、枝をつかみ……
すこっ
「わー、簡単に抜けた!」
「手ごたえまったくなし?」
「まったく無いです」
どうやら、異物が入ったまま再生が行われると、その異物周辺を避けるように再生が行われるようです。穴の中に枝が入ってるみたいな感じになってました。
枝を抜くと、あっという間に穴は塞がってしまったです。
「プポルってすごいね」
「だね」
ひとしきり納得したあと、随分と疲れも取れた僕らは、再び武器を手にし、僕らの周りで踊っていたプポルと、戦闘訓練を始めたのでした。
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まったりと旅は続きます。
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