2007/02/03 レバー (セーレ)
いやはや。
愛の無い攻撃・セーレです。
ちょっと大金持ちになり損ねました。
いやまあ、よくあることです。あっはっはっは。
……もー、なんでこうなんだろうね〜。
えと。
ただいまグラジオラスに戻っています。今日は疲れたので早々に切り上げて戻ってきたのですよ。
なにがあったって?
まあ、きいてください。
昨日、みなみさんが小箱を差し上げて示した、岩の積み重なった壁なんですが、よく調べてみたら、奥に進めるような隠された道がありました。入り口付近に取り付けられていた鉄片に、小箱が近付くと音がなるのです。んで、試しにくっつけてみたら音が止みました。
なんか、音が止んだだけで、ちょっとほっとしちゃったんですが。それはともかくとして、隠された扉なんていかにもじゃないですか。当然僕らはそこを探索したわけですよ。
縦横が一メートルくらいしかない細ーい道を、男4人揃って4ツン這いになって進むこと30分。いい加減、腰が痛くなってきた頃、やっと道を抜けました。
「……うお!?」
「こ、これは、おおあたりってやつですか!?」
「そのようっス」
「すごいねぇ」
僕らの前には、眩いばかりの金銀財宝の山があったのです。誰が運んだんだか分かりませんが、これはすごい量です。
これだけあったら、4人で山分けしても3代先まで遊んで暮らせそうです。
ところが。
財宝の山から、一枚の法衣がゆらり、と現れたのです。
まるで、財宝を守るようにゆらゆらと僕らの前に近付いてくる法衣。その裾がひらめくと、法衣の周りにはいく筋もの炎が法衣に従うように現れました。
「来るぞ!」
「うわー、当たり前の展開ー!」
てことで、僕らは炎を纏う法衣と戦う事になったのです。
***
物理攻撃も術法もなんだかあまり効いていない法衣でしたが、何とか無事に倒す(?)ことが出来ました。しかし。
ボロボロになった法衣の周りに、突如現れた魔術印章。
あまり聞いたことが無いような、不気味な音の世界干渉音が魔術印章から響き始めます。
「ま、まずいです、アレは」
「ちょ……逃げなきゃ!!」
僕らは入ってきた細い道に飛び込みました。
「ィィィイイィ────ァア!!」
ゴッ
耳を劈くような爆発音が、僕らが穴に飛び込んだと同時に響きました。続いて、ものすごい振動と爆風。その振動は5秒以上も続いて漸くおさまりました。
「あー……こりゃ絶望的だなあl」
一番入り口に近いところにいたみなみさんが、通路から顔を出してそういったのが聞こえます。
「天井崩れちゃって、宝なんぞ出しようが無いな。……ほれ」
そういってからぽい、となにかを投げてよこします。
見ると、ストーンボルトでした。
「仕方ないな。あきらめるしか」
通路から漸く出てきた僕らは、あたりの惨状を見て、ため息をつきました。
何気なく、周囲を見回してみると、財宝があったほうとは別のところに、ほかの壁とはまったく異なる色彩……銅色とでも言えばいいんでしょうか、そんな色の壁があるのをみつけました。
まるで鉄と岩が混ざったような変な質感の岩壁に近付いてみると、そこから細くて長いT字型のレバーが突き出していました。
「なんだろね?これ」
レバーの横に書かれた、どこかの言葉の文字を眺めつつ、リトゥエ。
「まあ、とりあえず引いてみるってもんだろ?」
「ここまで来て、まだなんかあるってのも嫌なもんですけどね。何でも濃いですよ、もう」
「自棄ッスか」
「そうともいいます」
みなみさんは、レバーに手をかけつつ、さてどうする?と皆に尋ねました。
ってことで、続きます。
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まったりと旅は続きます。
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