2005/08/08 うきがい

「はい、そういった訳でございまして、早々とパーティ組んだ我々でございますけどね。」
「そうやね。なんか組んでしもうたね。ま、よろしゅうしたってや」
「つか、ガイさん!あなた、すごいレベル高いですね。」
「そうやねん。てけとーにパーティ混ぜてもろててん。ほいたらな?
 みんな熱心に冒険に出かけよるわけや。」
「へぇ。それで?」
「それでな、俺はみんなの頑張りでここまでレベル上がってしもてん。」
「左様か〜。えらい羨ましいでんな。」
「ん?あんた、俺の口調移ってしもとるで?これじゃ読者は誰がしゃべったか、分かれへんがな。」
「あ、ごめんなさい。つい・・・(笑)つか読者って誰?」

「それで、ひとまずパーティを組みましたが、名称は何にしましょうか?」
「そうやなぁ。うきとガイやさけ、うきがい でええんちゃう?」
「簡単やし、そのまんまじゃないですか!もっとひねってくださいよ。」
「そない言われたかてなぁ・・・。

 がいうき
 がうきい
 うがいき・・・。

 せや!菅井きんはどないや!」

 【ペイン】うきこはペインを唱えた!

「いててて!素直に突っ込みやいって!魔法は無しやで。ほんま、魔法はあかんわ。もーな、こうネチョーっと、モヤーっときてシビビビビやろ?
 苦手やねんそれ。」

「・・・。つか、思いっきり詠唱したのによく生きてるね。」
「あほ!伊達にLv99ちゃうで?ここまで来るのにはな、それなりの苦労があんねん!死なんよう死なんよう、こうなぁ体力だけは鍛えててんで?」
「なるほど・・・。体力おばけってことですね?」
「なんやそれ!人を・・・・」

「そんなことよりパーティの名称ですよ。」
「せやったせやった。」
「もっと、こうね。意外性のあるのがいいんですよ。」
「んー。老練チェリーボーイとか?」
「いや、あたしはこれでも女だし・・・ボーイって・・・。」
「意外性あって、ええやんか。」
「意外はいいけど、誤解はやだもん」
「じゃ、東の国の有名な二人組にならって

 やすしきよし
 大助花子
 おぼんこぼん
 いくよくるよ
 こだまひびき
 ・
 ・
 ・
 ・
 うきがい?」

「元に戻ったじゃないですか!」
「せやけど、大御所になろたんやで?ええ名前とちゃう?」
「もーいいですよ・・・それで・・・。」

二人の長い長いやり取りの後、二人のコンビ名は結局『うきガイ』に決まったのであった。

「あの、ガイさん?あたしらの周りに出来ているこの人垣は何でしょうか?」

「さぁ?聞いてみよか?」「なぁ、あんた等なんでそないに笑ろてうちらを見とるん?え?芸人?ワシ等が芸人やて?失礼こきまくりやがな。しかも無料で芸見くさってからに・・・」

「ちょっとガイさん。芸って認めてるじゃないですかぁぁ!」
「おお!こらあかん。ええかお前等!わし等は芸人やのうて、旅人や。
 ふつーの旅人やさけ、あんま見やんといて!」
「・・・冒険者と言ってほしかったです・・・。」

そんなやり取りの中、無事に合流を果たした二人であったがこれからどんな旅になるやら請うご期待・・・。

「期待されても困りますからぁ〜。」

まったりと旅は続きます。


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サイドストーリーず!
Ver.1.00
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