2003/05/12
「きょうも空振りかしら?」
うきこは、酒場に顔を出し、何も飲まずに募集広告だけ見ていた。
酒場のおやじからは、胡散臭そうな目で見られている。酒も飲まずにこうしてるのって、お店的にヤな客かなぁ。いや、何も食べてないから客でもないんだよね。
悪いからなにか注文してみよう。そしたら店主も口が軽くなってなにか情報をくれるかもしれないし・・・。
メニューを眺めてみる。酒、どんなのが有るんだろ。お!焼酎があるじゃん。銘柄は・・・『本格焼酎 記憶喪失』・・・。
「なんじゃこりゃ?!」
驚いた拍子に、うきこの視界に見覚えのある名前で募集広告が出ているのを確認する。
「ああああ、あった!!」「あったよぉぉぉおん(涙)」
どうやら、忘れられてはいなかったらしい。
「なになに、きょうの12:40分ココの店に集合ってか?了解♪」
うきこは、飲み物を注文するのも忘れ、小躍りしながら酒場を飛び出て行った。
後には、うきこが何か注文する気配を察してもみ手で近寄ってきた店主がポツンと残されるだけだった。
まったりと旅は続きます。
サイドストーリーず!
Ver.1.00
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