2003/09/01 

ここしばらくPTから離れて一人で木こり生活をしている。
夜は柔らかな草の上に横になり、木々の間にのぞく空を眺める。
今日が何日か?今、森のどの辺りにいるか?
そういう細かいことはどうでもいい。
もう何日も人と話をしていない。それで寂しいと思うことはない。宇宙に生命が誕生してから自分が今こうしてここにあることの意味は、ここにいると大きな問題ではない。時も空間もすべてを大きな流れの中に包みこむような森での生活は、モンスターさえどうでもいいような気にさせた。

今日は伐採した木材を持ってリコルスの街に出た。
晩酌の酒が尽きていた。

ぽてぽてと、一人の少女が歩み寄ってきた。
「ねえ、おじさん、お名前は?」
おじさん・・・ってオイっ!と思ったが、いたいけな少女なので許す。
「歳三」
「トシさんだね。トシさんは与作なの?」
「・・・」
頭をぽんぽんと撫でてやりすごす。
少女は誰かに似ていた。

さて、伐採した木材は思いのほかいい値で売れた。
そして酒屋を探す。
『みなみ酉店』
何屋だ?まったくまぎらわしい。

酒を買い、また森での生活が始まった。
イチイ、ネズコ、カシ・・・神木はどこだろう。
探し当てるにはコツでもあるのか?
数日を森で過ごし、酒が尽きて街へ出る。

「トシさ〜ん」
いつかの少女が俺を見つけて走り寄ってきた。
「まだ木こりなの?」
「まあな」
誰に似ているのか、思い出せない。

別の森にも行ってみよう・・・とふと思った。

まったりと旅は続きます。


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サイドストーリーず!
Ver.1.00
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