2003/08/10 樹霊の森カンド

カンド森林はリコルス近郊に広がる森だ。
途中まで土埃のあがる街道が確かにあったのだが、今足元には青い花の絨毯が広がっている。そして土と緑の濃厚な匂いが風と一緒に梢を渡り、小鳥のさえずりが朝の訪れを知らせた。爽快な朝だった。
危険な亜獣の気配はないが、しかしまったく奇妙な生物がいないわけでもないらしい。

青ちうりっぷ
  vs
 襲い来る木々

エヴァーグリーン

―― Turn 1 ――
□歳三
 HP:207/207
■エヴァーグリーン
 HP:39/39
――――――――
□歳三
 スラムアクス!
→ エヴァーグリーン
  208ダメージ
  倒れた

「ちっちっち。駄目だな。それじゃ全然駄目」
突然、木陰から男が現れ声をかけてきた。立てた人差し指を左右に振りながら「まるでなってない」と言わんばかりだ。
(・・・・・・何だろう、この人)
動きやすさを重視した浅葱色の衣服は狩人を連想させたが、手にしているのは小ぶりの手斧。
「私は”闘う木こり”デルミッド。木こりを極めるために各地の森を旅している・・・・・・。見たところ君も木こりを目指している感じだな」
デルミッドは「ふっふっふ」と不敵に笑った。
「まあ、ここなら安全だから入門用には良いだろう。それでは、君の行く手に樹霊の祝福があらんことを――」
 なにやら祈るような仕種を見せて、デルミッドは歩き出した。
「……ああ、樹霊は毎朝移動するから素人には見つけにくいかも知れんな」
去り際にそれだけ言い残すと、デルミッドは森の奥へと消えていった。
闘う木こり?極める?樹霊?
意味不明だ。
(とりあえず、伐採してみるか)
そんなわけで、木こり初体験。
おもしろいっ!

まったりと旅は続きます。


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サイドストーリーず!
Ver.1.00
(c)Seleste